上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
大石田町の旅はまだ続いています、今回は山形の歌人「齋藤茂吉」が終戦後の2年間を
過ごした大石田町にある聴禽書屋(ちょうきんしょおく)が併設保存されている大石田町歴史
民族資料館を訪れました。

CA342387.jpg


館内には松尾芭蕉、斎藤茂吉、金山平三、小松均はじめとして、町ゆかりの文、画人の作品や
最上川舟運資料が数多く展示されています。

CA342388.jpg


昭和21年1月30日、茂吉は上山から大石田に移り、 板垣家子夫宅に2泊しました、そして
2月1日に二藤部兵右衛門家の離れに移り、翌年11月3日まで1年9ヵ月間その離れ
(茂吉が「聴禽書屋」と命名) に住むことになりました。

ところが、転居して間もない3月に左湿性肋膜炎にかかり、治癒するまで3ヶ月間病床を
余儀なくされました、この時期、敗戦の傷心と、家族と離れひとり辺土に暮らす茂吉の身
に襲いかかった大病により、すっかり気力も体力も衰えていきました。

5月ごろから快方に向かった茂吉は、6月上旬には最上川に散歩に出かけるまでに治癒し、
夏以降は本格的に短歌を創作できるまで回復しました、そして、最上川の周辺を散策し、
じっと最上川を見つめる姿が帰京するまであったそうです。
大石田在住時代の茂吉短歌は、歌集「白き山」に824首(後に26首が後補され850首)
収められています。

聴禽書屋の内部

CA342390.jpg


CA342391.jpg


CA342393.jpg


庭に出て聴禽書屋の外観を見る

DSC_1266.jpg


聴禽書屋の中庭には茂吉の歌碑があります、歌集「白き山」の中にある短歌の1首で
「蛍火を一つ見いでいて目守(まも)りしがいざ帰りなむ老の臥處(ふしど)に」 です。
昭和53年5月1日建立

DSC_1269.jpg


大石田町立歴史民族資料館/聴禽書屋
大石田町大字大石田乙37-6
TEL 0237-35-3440
開館時間 10:00~16:30  
入館料 大人200円 小中100円
休館日 月曜日、祝日の翌日、月末、展示替え期間
スポンサーサイト
  
コメント
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?

トラックバック
トラックバックURL
→http://kinensoba.blog83.fc2.com/tb.php/217-fee248bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


考える短歌―作る手ほどき、読む技術 (新潮
何気なく浮かんでくるフレーズを並べただけでは、訴える力が弱いと言うことが、文法や名詞・形容詞を交えてわかりやすくまとめられています。実際に投稿された短歌の一文字を変えるだけで、印象や意味がこんなに変わるんだとびっくりしました。「人に伝えるために」という...
     
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。